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実質0円の、隠れた落とし穴!?

スマホ実質0円の落とし穴としてよく知られているのが、“二年以内の解約や機種変更で本体代の残額がのしかかる”ということ。

スマホ本体代と同等の金額を"月々サポート"として24ヵ月に渡り、利用料から割引することで"実質0円"を実現するわけですが、例えば、2年以内に故障などで機種変更をしたりすると、残りの月々サポートがなくなり、残額を請求されてしまう、というわけです。

まぁ、このリスクはそれなりに周知され、「ケータイ補償サービス」加入や、ヤフオクなどで白ロムをゲットすることで、契約をいじらないようにして回避することができますね。

で、今回Z1(SO-01F)購入にあたり気になったことがあります。
もっとも本当は、前回機種のacro HD購入時にちょっとトラブり、今回も再認識したことなんですが、案外ネット上でも触れられてることが少ないようなので、書いておこうと思います。

so01f_f.jpg

SO-01Fの一括価格は89,040円。
月々サポートが3,710円/月がつき、×24回=89,040円で実質0円となります。

基本的な月額の使用料金としては、

月額費用=(基本料金+パケット定額+SPモード+機種代)−月々サポート

なので、Xiパケ・ホーダイ ライトあたりに入ると、

Xiパケ・ライトの場合:(780+4,935+315+3,710)−3,710=6,030円

となりますね。

一方、ネット接続は基本Wi-Fi運用で、パケットはXiパケ・ホーダイ ダブルにして月額費用を節約する人もいるでしょう。

ダブルの場合:(780+2,100+315+3,710)−3,195=3,710円

ここで注目すべきはライト→ダブルの場合、月々サポートが3,710円→3,195円に減ってしまうこと。
これは、月々サポートが端末代金に対してではなく、"基本使用料・国内通話通信料・パケット定額料・付加機能使用料"から割り引かれるから。
ダブルの場合、"基本料・パケット定額料・付加機能使用料"が合計3,195円にしかならないので、月々サポートが最大3,710円あるのに、3,195円しか消化できないわけです。

つまり、2年間ダブル利用だと、

3,195円×24回=76,680円
89,040円-76,680円=12,360円

実質0円どころか、12,360円かかってるじゃないですか!!
(もちろん、Xiのプランに無料通話付きはないので、通話・通信料などを毎月515円以上使えば、月々サポート額も満額になりますが。。。)
機種代はキッチリ3,710円取られるのに、月々サポートは減額されるのは嫌なかんじorz

ちなみにこれって、じつは一括払いで買った場合も同じことが言えるんですよね。ただ、どちらにしても"0円"運用になるので、気にならないってだけでw
つまり、"実質0円の落とし穴"というより、"高額月々サポートの落とし穴"というのが正確かもしれません。
月額3,200円以上の月々サポートがつく機種を買った場合は注意が必要ということですね。

もっといえば、いまMNPだと基本料金780円が無料(おかえり割とかスイッチ割とか)になりますので、その場合月額2,400円以上のサポート機種でも注意が必要になりますね。

ちなみに、これドコモの場合で、auでは毎月割は"フラット"必須ですのでこのような問題になる可能性はありません。
良いのか、悪いのか!?(^^

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すまこじ迷人・CHARA。
横浜在住。
スマホはXperia、タブレットはiPadユーザー。
増えたケータイ回線をチョロチョロとMNP♪
その他、気ままな内容も、徒然に。

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