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先日、ドコモの新料金プランが発表されました。
大手マスゴミは『実質値下げ』プランと報じてますが、実際は『一部、実質値下げになる人もいる』プランが正解な気が。。。
とくに、独り身・通話が少ない・データ通信がメインである私のようなユーザーは確実に値上がりに(><)
「絶対auに移ってやる」とつい憤ってしまいますがw、頭を冷やす意味で、どこまでの改悪なのか、もう少しじっくり見ていこうと思います。(なお、以下料金は税抜価格で表示)
まずは、新料金の概要をドコモのサイトでチェック。
新プランの大きな特徴としては、どこにかけても通話定額である『カケホーダイ』と、家族間でデータ通信量を分け合える『パケあえる』の導入です。
では、順々に見ていくことに。。。
1.「カケホーダイ」はどうよ?
どこにかけても、いくらかけても"定額"というのは評価してもいいと思います。
Xiの通話料は高いと思っていたので、そこは素直にうれしい。
が、問題はそのカケホーダイが基本料金に組み込まれ、カケホーダイなしのプランを選択できないこと。世の中には、あまり電話を掛けない人もいるんですよ!!
まぁ、この施策から考えられる狙いは。。。
・無料通話アプリ(Lineや050plusなど)潰し
強制的にカケホーダイつけてしまえば、わざわざ通話アプリを使わなくなりますよね。とりあえず潰しておけば、あとでまた(自社サービスを)改悪するのは自由自在ですw
・寝かせ回線(MNP弾)潰し
ドコモと契約したものの、基本プラン以外は外して低額でMNP用に維持している"寝かせ回線"が現在けっこうあると思われます。で、そこからも(基本プラン料金を高くして)しっかりお金を頂こう、という企みなんでしょう。
以上、「カケホーダイ」は一見お得感を醸しつつ、その実、しっかり売上を確保しようとする料金プランなのでは!?
汚い、汚いぞ、ドコモ orz
2.「パケあえる」はどうよ?
パケットパック(データ定額)を家族や複数端末で分け合うというこのプラン。
家族が多ければ多いほど、料金はお得になります。これは改善といってよいですね。
個人の場合も、主回線のパケットパックを副回線(2台目プラス・月額2,500円)で分け合えます。
auのデータシェア・キャンペーンが現在1,300円なのと比べるとちょっと割高ですが、+Xi割やデータフラット・ライトと比べたらお得になりましたね。
また、auのデータシェアはスマホ+タブレットのセットだけですが、ドコモはスマホ+スマホも可能なのがメリットです。
ただし、データ回線単独だとSパック(2GB)つけて月額5,500円と、データフラット・ライト(3GB)の月額3,791円からはかなりの改悪(><)
(パケットパックをつけず)データ基本プラン(月額1,700円)だけだと従量制になるそうですが。。。せめて、基本プランに1GBつけてパケットパックで容量追加、という形にすればMVNOへの対抗策にもなるのに。。。
3.メイン回線はどうする?
さて、文句ばかりが先行してますが(笑)、メイン回線として考えたらどうなのか?
新プランでは、Sパック(2GB)をつけて6,500円。
従来プランでは、フラット・ライト(3B)で6,000円強。
そんなには変りませんね。これ以上通話代がかからないと思えば許せる範囲。
これに、いままでどおり月々サポートが3,000〜3,500円程度つく機種を一括で買えれば、なかなかのコストパフォーマンスと言えるのでは!?
通話定額+データ定額で、月々の費用が上下しないのもメリットと言えるでしょう。
個人的には(通話料のため)残していた家電話を解約してもよいかも〜。
また2台持ちOKなら、ガラケーを月額2,200円で「カケホーダイ」&MVNOで安価にデータ通信、という選択肢もアリかもしれません。
4.寝かせ回線(MNP弾)はどうする?
メイン回線よりも、こっちの方が影響は大です。
単独の寝かせ回線としては、データ基本プラン(ルーター)月額1,200円が最安ですかね?
デバイスプラス・プランが安いですが、単独および音声やデータからの契約変更できないプランだと思われ。。。
メイン回線を持っていれば、副回線(2台目プラス)として月額2,500円となり、月々サポート2,700円(税込)以上あれば0円維持も可能になりますが。。。メイン1回線にプラス1台しか登録できない!?
残るは。。。ソフトバンクの銀SIM化ならぬ、「FOMA化」。FOMA機種を持ち込んで、FOMAの基本プランに変更ですかね。これなら月額934円での維持が可能です。
以上をまとめると。。。
◆メイン回線は、月々サポート次第。最悪の場合、ガラケー&MVNOで。
◆寝かせ回線のためには、手持ちのルーターとFOMA機種を大切に保管しておくw
こうすれば、今回のドコモ改悪も乗り切れるかも!?(笑)
消費税が8%に上がり、しかし、とても値上げ分が3%だけとは思えない昨今(笑)、docomoさんも4/1からチョロチョロ変わってきてます。
増税以外のめぼしい変更点は下記のようなかんじ。
1.新規フラット契約時の日割導入
2.(1にともない)月々サポートの適用は翌月から
3.のりかえ割にパケット定額プラン必須化 →0円維持が難しくなる
4.電池パック安心サポートの条件変更
1.2.はよい方向に行った気がしますが、3.4.は完全に改悪ですね(><)
ここで、気になるのが、2.の流れで。。。
月サポあり機種→月サポあり機種への機種変更した際、古い機種の月サポは前月までで、新しい機種の月サポが翌月から適用で、月サポに1ヵ月の空白期間が発生するのか、どうか?
ネット上を検索すると、
…4月1日以降に月サポ機種へと機種変更した場合は、翌月から機種変更後の機種についてきた月サポが回線に適用されるものの、当月までは以前利用していた機種の月々サポートが適用され、割引に空白期間が生まれないようになっているとのことだ。…
[byすまコジ]
という情報があり、『おお、それはよい話だ』と思い、今日ドコモショップに行く用事があったので、ついでに確認してみました。
結果。。。
いま現在の機種の変更では1ヵ月の空白期間が生まれるとのこと(><)
ただし、今月以降契約した機種をのちに機種変更する場合は、↑の説明のように空白期間が生じなくなるのだとか。
つまり、今月より前の契約か、後の契約か、によって月々サポートの扱いが変わってくるということですね。
う〜む、そんな落とし穴がありましたか。。。
せ、せこいぞ、ドコモ!!